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ubuntu20.04のリリースに合わせ、現用PACS(dcm4chee2.18.3+weasis)を移植中です。


今の所、画像転送前までは、問題なく動いてます。

ubuntu18.04のときと、JAVA8やMySQL5.7、MySQLworkbenchのインストール手順が多少違いますが、問題なく動きそうです。

ここまでの手順をアップしておきます。


##########dcm4chee をインストール##########################


####### dcm4chee と JBoss 4.2.3GA のダウンロード
/home/oruserに展開

###ファイルのコピー
カレントディレクトリを合わせてシェルスクリプトを実行します。

$ cd /home/oruser/dcm4chee-2.18.3-mysql/bin
$ ./install_jboss.sh /home/oruser/jboss-4.2.3.GA


###### MySQLの設定
pacsdbというデータベースを作成しユーザーも作成します。

mysql -u root -p
mysql> create database pacsdb;
mysql> grant all on pacsdb.* to 'pacs'@'localhost' identified by 'pacs';
mysql> \q

テーブル作成

$ cd /home/koudou/dcm4chee-2.18.3-mysql/sql
$ mysql -upacs -ppacs pacsdb < create.mysql



###### JAVA環境変数の設定
ubuntuの場合、/home/oruserで実行するときはJAVA_HOMEの設定は必要ないが移動させた場合は必要

# which java
# ls -al /usr/bin/java
# ls -al /etc/alternatives/java


# gedit /etc/profile に追加

JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-8-oracle/jre
export JAVA_HOME

追加する場所は,export PATH ...の前あたりで良いでしょう.以上で,JAVA_HOMEの設定は完了





####### jai_imageio.jar ファイルなどの書き換え(オリジナルファイルではバグのため画像が表示されない)
jai_imageio-1_1/lib/jai_imageio.jar
jai_imageio-1_1/lib/clibwrapper_jiio.jar
jai_imageio-1_1/lib/libclib_jiio.so

最初の2つは
dcm4chee-2.18.3-mysql/server/default/lib/へ,
最後のは
dcm4chee-2.18.3-mysql/bin/native/へ上書き。


####### weasisのインストール
warファイルを
dcm4chee-2.18.3-mysql/server/default/deploy/に貼り付ける
dcm4cheeが立ち上がっているのを確認し
JMXコンソール(http://localhost:8080/jmx-console)にアクセスしservice=WebConfigに入る
2つの値を下記のように変更
WebviewerNames = weasis
WebviewerBaseUrl = NONE

https://github.com/nroduit/weasis-pacs-connector/tree/master/src/main/resources

weasis-connector-default.propertiesよりweasis-connector-default.propertiesに入り
出てきたソースコードをメモ帳などに保存させ、ファイル名を weasis-pacs-connector.propertiesに変更。
apps/dcm4chee-2.18.3-mysql/server/default/conf.に貼り付ける。


####### inspectMBean.jsp 修正
dcm4chee-2.17.3-mysql/server/default/deploy/jmx-console.warの中

151行目
「replace("\"",""")」を「replaceAll("\"",""")」に変更


####### WADOの確認

下記のフォルダにアクセスします。

C:\apps\dcm4chee-2.18.3-mysql\server\default\conf\xmdesc

「dcm4chee-wado-xmbean.xml」を編集します。

「ImageWriterClass」で検索し、下記の文を探し編集します。197行にあると思います。

ImageWriterClass
java.lang.String

value="com.sun.media.imageioimpl.plugins.jpeg.CLibJPEGImageWriter" />





削除:

value="com.sun.media.imageioimpl.plugins.jpeg.CLibJPEGImageWriter" />

追加:

value="com.sun.image.codec.jpeg.JPEGImageEncoder" />


###### 実行する
カレントディレクトリを合わせて実行します。

cd /home/oruser/dcm4chee-2.18.3-mysql/bin
sudo ./run.sh

http://localhost:8080/dcm4chee-web3/
http://localhost:8080/jmx-console/


###### dcm4chee でDicomファイルをインポート

dcmsnd [Options] [@[:]] |...

Example$ dcmsnd DCMRCV@localhost:11112 image.dcm

cd /home/oruser/dcm4che-2.0.29/bin
sudo ./dcmsnd DCM4CHEE@localhost:11112 /home/oruser/import/*/


############# homeディテクトリでは危ないので、移動 ################

cd /usr/local
sudo mkdir app
sudo cp -r /home/kondou/dcm4chee-2.18.3-mysql /usr/local/app/
sudo ln -s /usr/local/app/dcm4chee-2.18.3-mysql /usr/local/dcm4chee

元は、バックアップとして適当なところへ


########### 自動起動用シェル ##################

起動時に実行されるように登録すれば、電源投入時にdcm4cheeが自動実行される

ファイル名:autorun.sh

---------------------------------------------------------------

#!/bin/sh

# 起動用シェルスクリプト sudoのパスワード入力を回避
# 起動時に実行するように登録すれば、電源投入時にdcm4cheeが起動する

cd /usr/local/dcm4chee/bin

pass="ユーザーパスワード"
echo $pass | sudo -S ./run.sh

---------------------------------------------------------------


########### 起動時に autorun.sh が実行されるように登録 ##########

OS起動時には、rc.local ファイルが実行される。このファイルは2つ存在して以下の順で呼ばれる。
 正確には、init.d直下のrc.localが、etc直下のrc.localを呼んでいる。

/etc/init.d/rc.loocal
/etc/rc.local

 また、etc直下のrc.localは、/etc/rc.local.d/ 直下のファイル群を呼んでいる。

 よって、結論としては、単体のスクリプトを/etc/rc.local.d/ の直下におけば良い。


autorun.sh

を/etc/rc.local.d/ の直下におけば良い。



############### ゴミ箱を空に ##############################

root権限でファイルやディレクトリをゴミ箱に捨ててしまったというパターンが多いと思います。

ls -al ~/.local/share/Trash/files

sudo rm -rf ~/.local/share/Trash/files/*
sudo rm -rf ~/.local/share/Trash/info/*

特定のファイルだけ削除したい場合は、
sudo rm -rf ~/.local/share/Trash/files/hoge
sudo rm -rf ~/.local/share/Trash/info/hoge

※↑は、「hoge」というファイルを削除する例です。


###########################################################################

###### アプリ版weasisの導入 ###########################

現状ではウエブブラウザから画像表示ができないので、アプリ版のweasisを導入して、アプリ版からサーチとインポートを行う。

HPから普通に

weasis_3.6.1-1_amd64.deb

をHPからダウンロード、ダブルクリックでインストールして
weasisからサーチしてインポートすれば画像表示もOK。
当面の運用は、これで行える。


おそらく、weasis, weasis-pacs-conectorのバージョンの問題かと思われるので、最新ファイルに入れ替えてみる。







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