日常からの放浪

12月の最初の土日、何時ものように出撃。
今回は、前日の金曜日にスタッドレス新調したので、皮むきを兼ねて、というか、高速NGなので、道志へ。

後になって、笹子トンネル崩落事故を知り（被災されたかたがたのご冥福をお祈りいたしま）、スタッドレスタイヤを新調していなかったら、多分清里に行っていたから大変な目に会うところでした。
　ちなみに、スタッドレスタイヤはミシュランX-ICEです。やはり、ドライ路面はこれが一番。コンパウンドは硬めなので、アイスバーンはBSなんかより落ちるようですけど・・・・・7シーズン目に入ったX-ICEから履き替えるとゴムの柔らかさをはっきり感じます。確か最初はこうだったな・・・と思い出します。ドライ路面でもくにゃくにゃ感が少なく、直進性も問題なし。でも、コーナーの踏ん張りは、そこはスタッドレスで、サマータイヤの車にはついていけず。



近場だから、と油断していたら、出発が遅くなり、設営終了したときは、もう真っ暗。
日が落ちるのが早くなりましたね。

モンベル・ミニタープHXの下に横向きに張ります。
タープの下の空間は半分ぐらいになりますが、ソロには十分な空間が残ります。




普通にタープを張ると横幅が足りず、少しはみ出しますね・・・・
完全に雨や夜露を防ぐわけにはいかないようです。




　テント全体の高さが無いので、入り口は最も高いところですが、膝を着かないと入りにくい。フットプリント付きにしておいて正解でした。前室は結構な広さ（幅75センチ）で、フライが地面から垂直に立ち上がるので使い勝手が良い。前室に靴と60リットル程度のザックを置いても、入り口部分は空いています。テント内で座ることは出来ますから、前室で最小限煮炊きは可能ですね。そのときは、フットプリントは簡単に一部だけ外れます。この直上にベンチレーターがありますから、結露の心配も無いでしょうね。ただ、今回は、寝るときに酔っ払っていて、このベンチレーターを開け忘れたため、酷い結露でした。シュラフも結構ぬれたし。朝、座ったら、髪がビシャビシャになりました（外は氷点下3度でした）。両サイドのベンチレーターは半分ぐらい開けていたのですが、ほとんど風が無かったので、フライの内側はもう大変・・・・・
　ただ、小さいので、外気温は氷点下でも、フライの内側は凍っていませんでした。保温性はいいですね。




幅は最小限で、測定したわけじゃ有りませんが、真ん中で幅80センチ程度。両端は60センチ程度。ですが、長さ方向は結構余裕があり、ダンロップのインフレーターマットを片方に寄せて敷くと、このくらい残ります。脱いだアウター、帽子、貴重品ザック（デイパック程度）などの置き場には困りません。




つまみとビールでチビチビやりながら、ストームクッカーでビーフシチュー




ストームクッカーは、今回はアルコールです。火力調整蓋を全開にしてかぶせ（中火程度）ても、結構な火力。
煮込み料理には、もう少し閉めても良いかも。




牛肉、小玉ねぎ、人参、あと好みで、グリーンピースとグリーンアスパラ。
たっぷり頂いて、最後は、お気に入りのペンネをゆでて、シチューをかけていただきます。


翌朝、氷点下3度で、カセットガス（岩谷純正家庭用）をチャレンジ。



　ほぼ無風でしたので、SOTOのガスストーブでペンネをゆでて、汁と合体させ、最後に頂きます。
最初は元気でしたが、流石に氷点下。ドロップダウンしますね。でも、一応使えます。
時々、暖めないと元気が無くなりますが・・・・・



アクトの足元は僅かに夜露が凍っています。





銀杏の葉もほとんど落ちて、紅葉も、ほぼ終わりです。






　この日の椿荘は、結構入っていて、広場に張るしか無かったです。車の数が異様に多く、どうも現地で待ち合わせをしたグルプの方が沢山いたみたいです。その為、よいサイトにテントを張るのはいいのですが、そのサイトの周辺のサイト（当然良い場所）を車で占有していました。1グループ4人ほどが3サイト占有と言うようなことをしているグルキャンの方々が沢山いて、何だかなーでしたね。車を近くにおきたいのはわかりますけどね。
　あと、広場へ上がる坂が工事中でした。その為中央の森と西の森が混んでいたんですね。

　帰路は、スタッドレスの皮むきも進んだらしく、コーナーでもしっかりした手ごたえに変わりました。直進性も問題なし。この冬、雪道が楽しみ（？）ですが、笹子トンネルはしばらく閉鎖でしょうから、富士山周辺と道志、連休があれば那須方面に遠征しようかな？、それとも軟弱に暖かい若洲、千葉方面か・・・・