日常からの放浪

　わが愛車スズキ-SX4。
コンパクト・クロスオーバー車に分類されます。




本来はヨーロッパ市場向けで、日本では1500ccなのに3ナンバー、
立体駐車場に入らない全高。白人向けの大きなシート。
そのため、室内が狭く見える。（実質、RVRやデュアリスよりゆったり）
その反動で荷室が小さい。などなど、日本市場を無視した車のため、
日本での販売は惨憺たる状況。でも、乗ってみるといい車ですよ。

もう、モデル末期なので、お買い求めはお勧めしませんけど・・・

　現在の日本では、1500CCのコンパクトクロスオーバーは、ビーゴとこれだけです。

ビーゴのほうがオフロード向けで、センターデフロックつきフルタイム４WD、リヤLSD
そのほか、悪路走破性を高めていますが、そこまでは必要ないので。

トヨタのラッシュは、ダイハツ・ビーゴのOEM。OEMは嫌いです。
やはり、作り手が魂を込めたものは、オリジナルを買うべきです。

さて、以前、「足を伸ばして寝られない」と書きましたが、

寝られました




コールマンのローコットを買った関係で使い道が無くなった、ロゴスのコンパクトキャンプベッド



こいつを入れてみました。



室内。フロントシートバックを倒しても、フルフラットには成りません。







ダブルフォールディングする荷室。長さが足りません。

荷室だけで寝るのは無理です。

でも



左側だけ倒して、エイヤーと、ベッドを突っ込みます。



入っちゃいました。



トノカバーの支えを付けたままですけど、これは簡単に取れますから、

あと多少傾斜してますが、ベッドの後端はきっちり収まっています。

傾斜でずり落ちる心配はなさそうです。



真ん中あたりは、こうなります。ベッドの両側の鉄パイプがシートバックに乗る形ですね。

倒したシートバック、ヘッドレストをはずと、もう少し（2センチ程度）フラットに成ります。

ちなみに、ベッドは4本足ですが、後ろから2本目の脚は外してあります。

シートバック背面は硬い部分が無く、なぜかクッション性があります？？

何のためにこうなっているのかは不明ですが、まさか、こういう使い方を

想定していたとは思えません。

後ろから3本目の足は、シートバックの上端にびったりの位置です。

そのため、多少斜めになっていても、ベッドがずり下がることは無いでしょう。


ベッドの先端は



こうなります。助手席を最も前にスライドして、バックレストを前に倒します。

この状態ではバックレストは固定できませんが、ベッドそのものが支えになってます。

ヘッドレストの支柱から、ロープでベッドの先端を支えれば、寝られそうです。

このベッドは、体重で真ん中がかなり沈みます。でも、

後席バックレストの上に乗っている部分は、あまり沈みません。

このままだと、背中下部から腰のあたりが、持ち上がった状態になり、

反り返り状態で寝られないでしょう。

のそのあたりを、Zライト2枚で調整して、その上に、サーマレストソーラーでも敷けば、

真冬でも逝けそうです。

　運転席側には、何も影響が無いので、このままでも走行できます。

つまり、緊急時に移動可能ということ、ただ、一度車外に出ないと運転席に乗れなそう。

危険動物に囲まれたら、駄目ですね・・・・・

荷物積載場所は、半分以下になりますが、前席と後席の間、ベッド下空間は

かなりありますから、荷物も載りそうです。

これで、雷雨の可能性があるときでも、避難場所としては使えそうです。

快適な車中泊とはと、とても言えませんけど・・・・・・・